現在はご主人の実家で生活をしているため、その実家を建て替えて二世帯住宅にするというところから今回の計画は始まった。
しかしすぐに計画は変更になり、実家の斜め前の敷地を購入しそこに一世帯住宅を建築することとなった。「思いの詰まった自分の家を建てる」というご主人の夢を叶えるために。
共働きであるがゆえ両親の帰宅は遅い。日頃の子供たちの世話は主にご主人の両親に託されている。新居を建てたあともこの流れは変わらない。子供たちは祖父母とご飯を食べ、祖父母とお風呂に入り、祖父母と寝る。
寝る?
そう寝る、ご主人の実家で。
竣工から一月が過ぎたころ、竣工写真の撮影におじゃました。ずいぶんと片付いていておどろいた、まるで生活感がない。それもそのはず、まだ新居に住んでなかった。なぜなら子供たちが実家で寝るから。
でもまあご主人の夢は叶った、「思いの詰まった自分の家を建てる」という夢は。