鋼板の家

共働きの夫婦とまだ幼いふたりの子供のための住宅である。

現在はご主人の実家で生活をしているため、その実家を建て替えて二世帯住宅にするというところから今回の計画は始まった。
しかしすぐに計画は変更になり、実家の斜め前の敷地を購入しそこに一世帯住宅を建築することとなった。「思いの詰まった自分の家を建てる」というご主人の夢を叶えるために。
共働きであるがゆえ両親の帰宅は遅い。日頃の子供たちの世話は主にご主人の両親に託されている。新居を建てたあともこの流れは変わらない。子供たちは祖父母とご飯を食べ、祖父母とお風呂に入り、祖父母と寝る。
寝る?
そう寝る、ご主人の実家で。

竣工から一月が過ぎたころ、竣工写真の撮影におじゃました。ずいぶんと片付いていておどろいた、まるで生活感がない。それもそのはず、まだ新居に住んでなかった。なぜなら子供たちが実家で寝るから。
でもまあご主人の夢は叶った、「思いの詰まった自分の家を建てる」という夢は。

関連記事

  1. 九州メディカル

    オフィスのリノベーション有機的な要素を用いて雑貨店のようなエントランスで街とのつな…

  2. 若松のリノベーション

    RC3階一戸建て住宅の3階LDK、2階洗面脱衣室・浴室のリノベーション。  「冬が寒くて耐え…

  3. デギュスタシオン

    ワインと言えば産地、生産者、ブドウの品種、作られた年代ばかりが話題になり、ワイングラスが話題…

  4. 洞海倶楽部

    敷地は北九州市八幡西区黒崎にほど近い住宅街の一画。耐震診断により耐力不足が判明し利用休止とな…

  5. 大人の邸宅

    20年前に新築した1軒目の住宅が手狭になった50歳目前の御夫妻と成人した娘3人のための2軒目…

  6. 禅寺

    築七十年の禅宗(黄檗)寺院本堂のリノベーションである。  現御住職の御父様である先代御住職が…

  7. lala

    門司港のハンバーグレストラン。1階はカラオケスナック、2階は住居だった木造2階建てを設計…

  8. パーティーハウス

    人を呼ぶことが大好きな夫婦とバレリーナを目指すその娘のための住宅である。とにかく無駄を嫌う夫婦…

PAGE TOP